一般社団法人日本水中ドローン協会は2019年4月に発足し、これまでの間、水中ドローンを安全に運用し、水中産業へ寄与できる人材の育成や水中ドローンの普及啓発活動、活用事例などの情報発信を通じて産業の発展に尽力してまいりました。
ご存じの通り、日本は領海及び、排他的経済水域の面積が世界6位、体積は4位という海洋国家であり、また湖沼や河川も含め水資源が豊富な国でもあります。
しかしながら、国内の水産業では少子高齢化の影響による後継者不足、労働力の減少や原油高騰による運用環境のコスト高。水中構造物については戦後インフラの老朽化への対応。など一例を上げてみても深刻な問題が尽きない為に省力化とコスト削減による生産性の向上も迫られています。
私たちが運用・普及活動をしている「水中ドローン」は日々、性能や技術が驚くべきスピードで進歩しており、多くの産業への実装が着実に増えてきております。日本水中ドローン協会はこうした水中事業(水産業・水中土木工事・調査・点検など)の課題に対し、「水中ドローン」というツールを利活用した新たな水中産業の為、環境整備と社会実装に寄与できる人材育成を継続し推進するとともに、協会会員の皆様と共に水中ドローンが活躍できる日本の市場発展に貢献してまいります。