♠水中ドローン安全潜航操縦士について
水中ドローン安全潜航操縦士とは
「水中ドローン安全潜航操縦士」は、水中ドローンを活用した水中事業の拡充に向け、優れた技能と知識を持った水中ドローン人材の育成を目指して策定したライセンスです。
講習会およびその資格取得のための独自の研修・受講プログラムによって水中ドローンの機能を熟知し、安全に操縦できる一定のレベルに達していると同協会が認定する人材に付与される、独自の民間資格です。
水中ドローン安全潜航操縦士の目的(心得)
- 機体を熟知し、安全基準を満たした操縦技術を習得する
正しい知識とモラルを持ち、法令に則った運用を行う - 水中ドローンの水中産業進出のため、様々な活用事例・実績を生み出す
水中事業に関連する基礎知識を身につける - 水中ドローンの能力を活用し、アイディアと可能性を探求する開拓者となる
全ての水中ドローン操縦士の模範となり、水中の魅力を伝道する
♠水中ドローン安全潜航操縦士認定講習

認定スクールでライセンスを取得された方で、
最新のテキストのご購入をご希望の方は受講した認定スクールにお問い合わせください。
水中ドローン安全潜航操縦士のライセンス取得のための講習で、当協会独自のカリキュラムによる座学講習、実技講習を受講し、筆記・実技修了試験において合格点となった場合のみ、水中ドローン安全潜航操縦士のライセンス取得申請を行うことができます。
認定講習は、全国にある認定スクールにおいて受講可能です。
講習タイムテーブル(例)
時間 | 科目 |
---|---|
9:45~10:00 | オリエンテーション |
10:00~12:30 | 座 学 |
12:30~13:30 | 昼 食 |
13:30~16:00 | 実技実習 |
16:00~17:00 | 筆記試験、その他 |
座学内容 ver1.1
1 資格概要
- 1-1 一般社団法人日本水中ドローン協会
- 1-2 水中ドローン安全潜航操縦士とは
- 1-3 安全な操縦士となるために
- 1-4 国際社会の求める水中ドローン人材
2 水中ドローンの市場
- 2-1 水中ドローンとは
- 2-2 水中ドローン活用事例
- 2-3 水中ドローンビジネスの市場規模
- 2-4 水中ドローン市場について
- 2-5 潜水士
- 2-6 日本の海(排他的経済水域)
- 2-7 水中ドローン活用の可能性
3 法令
- 3-1 空中ドローンと法律
- 3-2 水中ドローンと海のルール
- 3-3 海のルール「工事又は作業」
- 3-4 作業場所の事前調査「海しる」
- 3-5 申請書類
- 3-6 申請先:海上保安庁 管区図
- 3-7 海の安全情報
- 3-8 その他の法律と補足
4 運用
- 4-1 心構え(行動規範)
- 4-2 潜航・潜水プランの必要性
- 4-3 必要人員
- 4-4 事前準備
- 4-5 事前調査
- 4-6 海のルール・マナー
- 4-7 地域ごとの特有ルール
- 4-8 環境に合わせた運用
- 4-9 小型船舶操縦士
5 運用環境
- 5-1 「海」はどのくらい深い?
- 5-2 運用環境の特性
- 5-3 環境別運用ポイント
海、河川、湖沼、ダム、貯水槽・排水管など - 5-4 潮汐
- 5-5 海図
6 技術・整備
- 6-1 水中ドローンの基本
- 6-2 水中環境の知識
- 6-3 水中の情報伝達
- 6-4 メンテナンス・点検
7 安全管理
- 7-1 安全とは
- 7-2 事故要因
- 7-3 安全な操縦
- 7-4 ヒヤリ・ハットとKY活動
- 7-5 トラブル事例
- 7-6 被害の軽減
- 7-7 環境が生み出す危険の特性
- 7-8 ケーススタディ(リスクの発見)
- 7-9 PDCAを回す