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【海プロ2023】兵庫開催レポート!

開催報告

一般社団法人日本水中ドローン協会と水中ドローンスクール兵庫淡路校(運営 :mizubiyori 株式会社藤井設備)は、2023年8月26日(土)に海の豊かさを知っていただく事を目的として、兵庫県淡路島近郊の小学生を対象に水中ドローンを使用して海を知っていただくイベント、水中ドローンで知る「私たちの海 in 兵庫」を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催日時 2023年8月26日(土)
開催場所 南あわじ市丸山漁港
参加者 20人
共催 水中ドローンスクール兵庫淡路校(mizubiyori 株式会社藤井設備)
協力団体 兵庫県漁業協同組合連合会、丸山漁港協同組合

主催者レポート

開催経緯

風光明媚な丸山漁港は大鳴門峡・弁天島(釣り公園)を海上舞台に、広大なイベントスペースを所有します。
しかし、この場所も来年には釣り公園の閉鎖にともない、商業施設の魚彩館もなくなるとのこと。
この素晴らしい場所に再びスポットライトが当たることも期待し、管轄漁協の南あわじ漁港小磯組合長に掛け合い実現することができました。
砂浜からの潜航は砂の巻き込み等もありますが、ここでは整備された防波堤があり、安全な体験会が実施できます。
広い防波堤にプールを設置し海水をくみ上げ淡路島の特産品である「3年とらふぐ」「べっぴん鱧」「献上鯛」「蛸」など実物を子供たちに見せながら、プールと海中の2つの楽しい操縦体験することも可能になりました。

また、夏休みの最終週の開催により、夏休みの最後の思い出づくり、自由研究のテーマにもしていただく事も期待でき、暑さ対策としてテント、扇風機を設置、座学は、付帯施設である空調設備が整った公民館をお借りし開催することができました。
地元水産業者様を中心に商品の相談など働きかけを行い、多大な協力もいただく事もでき、暑さに負けない楽しいイベントに仕上げるためスタッフ一丸となって準備を進めました。

 

有識者コメント

猛暑の中、50名近い親子が参加され、熱中症も事故もなく予定通り実施され、水中ドローンスクール兵庫淡路校 mizubiyoriご関係者のご尽力の賜物と思います。
当日、私から豊かな海 “海の生物が多い秘密” と題して、植物プランクトンから始まる食物連鎖や海の様子の違いについて話をさせて頂きました。子供達は魚の名前をよく知っていて、魚や海が好きな子供達が沢山いることを実感しました。また、海を見ながら「(海の色が)緑がかって、魚が多い良い海なんちゃう」と子供が親に話している様子もあり、理解の早さに感心しました。
水中ドローン操縦体験でも、子供から「もっとやりたい」「(親に)水中ドローンを買ってほしい」とか、体験後は名残り惜しそうな様子でした。
おわりのディスカッションでも、当日集まったメンバーにも関わらず、チーム毎に子供達同士で豊かな海について話をしていて、「水中ドローンで海を観察して魚を調べたい」「水中ドローンで海ゴミをとる」など大人のような意見が沢山あがり、皆の前でも物怖じせず発表している姿がありました。
このようなイベントを通して、豊かな海について考える輪が広がっていってほしいと思います。

兵庫県漁業協同組合連合会
指導部 豊かな海づくり担当課長 樋口和宏

体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる?

積極的でしっかりと発言できる子供たちが半数ほどおり、自分たちができることとして「海の清掃を頑張る」という声が非常に多かったです。
県漁連の樋口講師のプランクトン(動物・植物)、栄養の話もしっかりと答える小学生が数名いました。
ドローンの操縦がたくさんできたという子も多く、一番満足度が高かったです。また、自分で魚をさばく6年生もおり、最後蛸を懇願されプレゼントしました。
海の中に思っていたよりもたくさん魚がいたこと、海藻が多かったことも歓声があがっていました。

 

当日のダイジェストムービー


このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

活動実績