
【海プロ2021】兵庫開催レポート
開催報告
水中ドローンで知る「私たちの海」in兵庫は、2021年9月23日に県内在住の小学校生、水中ドローンで海の現状を知ってもらい、見つめ直すきっかけ作りとして、開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催日時 | 2021年9月23日(木) |
開催場所 | マリンピア神戸内 ラグーン及びさかなの学校 |
参加者 | 神戸市内在住の小学生 |
共催 | 日本財団「海と日本PROJECT」・一般社団法人DPCA・神戸市・神戸市立工業高等専門学校・神戸市立水産体験学習館「さかなの学校」 |
主催者レポート
兵庫県神戸市垂水区のアウトレットパーク「マリンピア神戸」内のラグーン及びさかなの学校にて、小学生5・6年生を対象に水中ドローン体験会を開催しました。当初予定していました開催日が、台風の影響により順延となりましたが予約者の88%(27名中24名)の小学生にご参加いただき、大きな問題もなく成功裡に終えることができました。
始めのオリエンテーションでは、やや緊張しているようでしたが、保護者も含めた皆さんが真剣な面持ちで聞いておられ、関心度の高さを感じ取れました。
操縦体験では、初めて「見る・触る」水中ドローンに興味津々で、会場に着くなり「どのくらい潜るの?」「スピード速いの?」など小学生らしい自然な質問が飛び交う雰囲気となっていました。
一般的に初めて操縦する大人は、海底などにぶつからないように恐る恐る操縦しますが、子ども達はダイナミックにゲーム感覚で操縦しているのがとても印象的でした。
最後のディスカッションでは、みなそれぞれに感想を述べ合い、郷土の海やSDGs14について考える動機付けになったものと思います。また、ご同伴の保護者様にとっても水中ドローンの利活用法やSDGsの取組みについて、理解していただくきっかけになったものと確信しております。


開催経緯
今回、神戸市様及び神戸高専ロボティックス様との共催により、水中ロボット体験会も併せて開催させていただきました。
開催場所を検討する前提としまして、まずは海を身近に感じられる場所であること、そして「安全性」「体験操縦の容易性」「関係自治体との連携」「参加者以外に見学容易なところ」「利便性」を考慮し、神戸市様の強いご協力をいただきまして「マリンピア神戸」に決定いたしました。
特に、1回あたり3組同時開催という実施要領から比較的横長な地積を有しており、かつラグーン沿いに適度な高さの安全柵も施していましたので、穏やかな海面が期待できるラグーンは絶好のロケーションとなりました。
また、当日は快晴で、祝日のアウトレットパーク内での開催でしたので、一般の買い物客へのPR効果や同伴の保護者様にとっても有効的に時間を活用されたものと感じています。


体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる?
- 普段見られないところを見ることが出来て楽しかった。
- ゴミが思ったよりも少なかった。
- 魚を見ることができて楽しかった。
- 海に浮いているごみを拾いたい!
- 海の中を調査したい!


当日のダイジェストムービー
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。