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【海プロ2022】熊本開催レポート!

開催報告

一般社団法人日本水中ドローン協会と(運営 : 株式会社ベルポート宇土 / 水中ドローンスクール熊本校)は、2022年8月20日(土)に海の豊かさを知っていただく事を目的として、熊本県内の小学生・中学生を対象に水中ドローンを使用して海を知っていただくイベント、水中ドローンで知る「私たちの海 in 熊本」を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催日時 2022年8月20日(土)
開催場所 熊本県水俣市湯の児海岸
参加者 11名
共催 株式会社ベルポート宇土/水中ドローンスクール熊本校
協力団体 水俣ダイビングサービス SEA HORSE、NPO法人 おもいでつくる水俣

主催者レポート

午前中は、水中ドローンの体験操縦会班と、地元のダイバー 森下 誠さんによる海中LIVEの質問回答班との2班に分かれ35分の入替え制で進行しました。最初は水中ドローンの操縦に戸惑っていた子ども達も、次第に慣れて対象物を見つけて写真撮影したり、映った魚などについて質問したり、水中ドローンを楽しんでいました。また、森下さんとの質疑応答では、2017年に発見されたヒメタツを見ることができ、子供達も食い入るように森下さんに質問をしていました。昼休憩を挟んで午後からは、森下さんからの15分程度の講話を聞いてもらった後にパネルディスカッションを行いました。今後、水俣の海の美しさを持続していくには「どうしたらいいか」「水中ドローンを利用して何ができるか」など子供達から様々な意見が発表され、水俣の海を再認識する有意義なイベントとなりました。

開催経緯

水俣の海は、過去の教訓から地域全体で海を守る取り組みがなされ、国も定期的に魚類などの検査を継続していることから、全国でも類を見ないほどの安全な海と言えます。しかしながら、このことは全国に全くと言っていいほど浸透していません。
その証拠に「水俣産」の海産物など、全国の市場で見かけることは皆無に近いと思います。そこで当該イベントが熊本開催されるにあたり、美しい水俣の海を全国に発信する良い機会になると感じ開催場所に選定しました。開催場所の湯の児海岸は、足元や手摺などが整備されており、水中ドローンを操縦する子供達への安全に問題が無いと判断しました。今回は地元のダイバー 森下 誠さんに協力していただき、海中からのLIVEによる質疑応答時間を設けることで、子供達に海の中をより理解してもらえると判断したことも開催地として選定した理由です。

体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる?

・海がきれいだった。 ・ヒメタツを見ることができて良かった。 ・海をきれいにしないと世界のバランスが崩れると感じた。
・水中ドローンを使って色々なことができるとわかった。将来、絶滅危惧種の発見にも使っていきたい。 ・水俣の海にはたくさんの生き物が住んでいることがわかった。
・海に落ちているゴミを見つけて拾って汚い海をきれいにし、きれいな海をよりきれいにすれば良い。
・ウニやガンガゼが沢山いる場所を見つけて、水中ドローンが駆除したり、海藻が生えているところや磯焼けしている場所を地図に表したりしてウニやガンガゼを減らしていく。
・海藻が減っていいてウニがあまりいないところにはアマモをなどを植えて魚やエビなどが住める環境にしていく。

当日のダイジェストムービー

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

活動実績