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特別シンポジウム 水中会議「水中ドローン×ブルーエコノミー」を開催しました!

2024年2月22日(火)に特別シンポジウム【水中会議(ミズナカカイギ)水中ドローン×ブルーエコノミー】〜私たちが水中ドローンで「海の未来」にできること〜をオンラインにて開催しました。

昨年に続き全国10ヶ所で小中学生を中心に開催をした「水中ドローン操縦体験会」×「SDGs地域学習」の活動報告と、ブルーエコノミーと親和性の高い講演者にご登壇をいただき、お送りした特別シンポジウム。
テーマは「水中ドローン×ブルーエコノミー」
当協会の認定スクールを運営している名古屋の株式会社アルタバディマリン様
東京都政策企画局の岸本様に登壇いただき、貴重な講演をいただきました!

特別シンポジウム 水中会議「水中ドローン×ブルーエコノミー」開催概要

■日時:2024年2月22日(木)14:00~16:15
■会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
■参加費:無料(事前登録制)
▼プログラム
14:00 ~ 14:05 イントロダクション
14:05 ~ 14:35 水中ドローンで知る「私たちの海」体験会実施報告
第1部(14:35 ~ 15:05)
水中観察の新たな時代と名古屋三川 ブルーカーボンへの試み」
株式会社アルタバディマリン 代表取締役 増田浩三氏

第2部(15:10 ~ 15:40)
「『東京ベイeSGプロジェクト』について」
東京都政策企画局 計画調整部 東京eSGプロジェクト推進担当課長 岸本賢二氏

パネルディスカッション(15:45~16:05)
ファシリテーター:ライター 藤川理絵氏
パネリスト:
株式会社アルタバディマリン 代表取締役 増田浩三氏
東京都政策企画局 計画調整部 東京eSGプロジェクト推進担当課長 岸本賢二氏
一般社団法人 日本水中ドローン協会 事務局次長 大手山弦

開催の様子

前半は当会より、2023年実施「水中ドローンで知る私たちの海」全国での水中ドローンの体験事業やSDGs地域学習事業についての活動報告を行いました。
今回の活動目的は、次世代の子供達を中心に地域の海の環境や水産業など身近な海の課題を知ってもらい、現状を「自分ごと」として捉えてもらい、そして、課題改善に水中ドローンを役立ててもらう具体的な行動を起こすきっかけを作ることです。全国10箇所で開催したプロジェクトをレポート形式で報告し、全国のダイジェスト映像を放映しました!

全国10箇所でのダイジェスト映像はコチラ

シンポジウム第1部 「水中観察の新たな時代と名古屋三川 ブルーカーボンへの試み」
株式会社アルタバディマリン(水中ドローンスクール名古屋校)代表取締役 増田浩三氏
ダイビングインストラクター・潜水業務に携わり30年以上。
水中事業を続けてきた増田氏が新たな水中事業として着目したのが『水中ドローン』でした。
昨今の子どもの海離れや遊び方の変わり方から始まり、水中事業従事者減少に伴う対策として水中ドローンを活用したスクール事業・普及活動を開始
昨年から愛知県名古屋市や近隣事業者と連携し、名古屋三川(中川運河・堀川・新堀川)におけるブルーカーボンの試みを開始。
その概要と展望・直近の課題について講演いただきました。

シンポジウム第2部「『東京ベイeSGプロジェクト』について」
東京都政策企画局 計画調整部 東京eSGプロジェクト推進担当課長 岸本賢二氏
東京都がベイエリアを舞台に、50年・100年先までを見据えたまちづくりを構想するプロジェクト『東京ベイeSGプロジェクト』のご紹介
東京都が持続可能な街づくりを構想し実現化をするために、様々な先進的な技術・環境への取り組みを含めパートナーを幅広く募り
公募実証への後押しをはじめ東京都が未来に向かうべき取り組みについて講演をいただきました。
特に東京都様の講演は水中ドローン・水中ロボティクス事業を進めたいという視聴者・ユーザー様の社会動向や、事業参考となる講演となりました。

 

パネルディスカッション
ファシリテーター:ライター 藤川理絵氏
パネリスト:株式会社アルタバディマリン 増田浩三氏
東京都政策企画局  岸本賢二氏
一社)日本水中ドローン協会 大手山弦

パネルディスカッションは、本日登壇いただいたアルタバディマリン増田氏、東京都政策企画局 岸本氏に当協会 大手山 をパネリストとして
議題①『ブルーカーボンの計測について』
議題②『ブルーエコノミーの啓発に向けて』
を水中ドローン関連記事のライターとして御馴染みの藤川理絵氏がファシリテーターとなりディスカッションを実施しました。

藤川氏はeSGプロジェクトの実証実験の取材した経緯もあり、東京都が求めていく新都市構想における技術やブルーエコノミーの期待値に触れる場面や
ブルーカーボンの取り組みを開始したアルタバディ増田氏に向けて計測における課題や展望
当協会からは神戸市が実施していたブルーカーボンの印象的な取り組みについて等、議論や発表は尽きることなく展開されていきました。


全体的に和やかに、そしてポジティブな議論展開になり、アンケートにおいても「もっと具体的な事例が出てきたら共有してほしい」という期待をもった回答も多く寄せられました。

すっかり恒例となってきた特別シンポジウムは、「水中ドローン×ブルーエコノミー」というスペシャルなテーマで開催しましたが、海の保全や「ブルーエコノミー」に対して水中ドローンの秘めている可能性について、イメージがだいぶ変わった方もいるかもしれません。当協会としても、公共会員様も年々増えていますので、引き続き、認定・啓発活動に力を注いでいきたいと考えています!

日本財団「海と日本プロジェクト」

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。https://uminohi.jp/

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