開催報告

一般社団法人日本水中ドローン協会と水中ドローンスクール香川校（運営 : 有限会社鎌野鉄工所ドローン事業部）は、2023年7月22日(土）に海の豊かさを知っていただく事を目的として、香川県高松市近郊の小学生・中学生を対象に水中ドローンを使用して海を知っていただくイベント、水中ドローンで知る「私たちの海 in 香川」を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

主催者レポート

今回香川では初めての『水中ドローンで知る「私たちの海」』を庵治町の葛原港で開催しました。開催場所の開催許可どりが難航しましたが日本メディカル株式会社様の協力の元、とても素晴らしいロケーションでの開催を実現することができました。開催日までに現地を何度か下見をして魚やウニ、海藻がある場所を選び、参加者も喜んで頂けたと思います。運営全般においては、日本水中ドローン協会事務局スタッフや同じ水中ドローンスクールの方にもご協力いただくこともでき、事故や大きなトラブルなく開催することができました。
本校としても反省や課題が残る開催となりましたが、参加した子供たちが帰りがけに「楽しかった！」と多く声をもらえたこと、アンケートにも「とても楽しくて次回も参加したい」など嬉しい声を聴く事ができました。今回の体験会がきっかけで水中ドローンや地元の海に興味をもってもらう事ができたことについて、大変嬉しく思いましたので今後も子供達だけでなく大人にも海の綺麗さや環境に興味をもって貰う企画に挑戦したいと思いました。

開催経緯

日本メディカル株式会社様の後援、高松市様、庵治漁協組合様の協力を受け今回の日本財団法人「海と日本プロジェクト2023」を開催し、とても天気が良く波も穏やかで素晴らしい天候に恵まれました。また、日程としまして7月22日の(土)は夏休み初日で子供達の夏休みの課題として役に立てればと思いました。舞台は、高松市庵治町にある日本メディカル株式会社様がの所有地がとてもロケーションが良く、目の前の海岸も綺麗で海の透明度もとても高かったこともあり、この会場での体験会が実現しました。開催場所を検討する前提として1番は安全面でした。最近では夏の水難事故がよくニュースにもなっているので、波の穏やかであることが1番の条件でした。2番目の条件は魚がいる場所ということです。海の中を見るだけでは参加者は盛り上がらないと考え、魚が多く確認できるアマモや海藻の自生地を事前に確認して選びました。
このイベント開催に向けて準備を進めるうちに、もっともっと地元の海を知ってもらい身近に感じてもらいたいという思いが強くなっていきました。また、参加者や保護者の方、協力社様にも水中ドローンを活用する場面をまじかに触れていただく事で水中ドローンと海洋環境への関心も高くなるというPR効果も期待して開催いたしました。

体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる？

• 海のいろんな景色を見ることができて楽しかった
• 思ったよりゴミが多くて汚かった。水中ドローンで掃除をしたいと思った。
• ゴミが多いと魚が苦しくなって死んでしまうのできれいにしたい。
• 水中ドローンの操縦は最初は難しかったけど、慣れたら簡単になってきた。もっといろんな海を覗いてみたい
• 水中ドローンで海藻を植えて魚が住みやすい海にしたい
• （保護者様）テレビではたまに見ていて気になっていました。子供がこの体験会のチラシを持って帰ってきて「参加したい」といった時は私も参加したいと思いました(笑）今度は大人も操縦できる海での操縦体験会を開催してほしいです。

当日のダイジェストムービー

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。