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イベント

【海プロ2022】富山開催レポート!

開催報告

一般社団法人日本水中ドローン協会と水中ドローンスクール富山校(北日本自動車学校)は、富山地域の小学生・中学生を対象に、水中ドローンを使用して富山の海を知っていただくことを目的としたイベント、水中ドローンで知る「私たちの海」in 富山を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
 

開催日時 2022年10月1日(土)13:00〜15:00
開催場所 水橋フィッシャリーナ
参加者 11名
共催 富山市・NPO法人浦島太郎倶楽部・CHANGE FOR THE BLUE in 富山・富山ドローンフィールド・株式会社新日本コンサルタン・学校法人北日本自動車学校

主催者レポート

昨年より海が濁っていたため最初はなかなか魚を発見出来ませんでしたが、アジを見つけた瞬間、子どもたちは大喜び。また、男の子はドローンを操縦することができ満足している様子でした。低学年の子どもたちには、SDGsの話が少し難しそうでしたが、操縦体験やビデオ映像での座学は真剣そのものでした。そして、高学年の子どもたちは、「新種の魚をさがしてみたい」、「お宝探検をしたい」など、積極的に意見を述べていました。魚の観察も出来た一方、ごみの浮遊も発見し、SDGs14「海の豊かさを守ろう」について考えさせられる場面に遭遇した子どもたちが真剣に悩む様子を見て、今回のイベントを実施することによって得た成果があったと考えます。また、海洋ごみを発見したり、水の濁り具合を見て環境保全への意識づけをすることができました。本年度は、CHANGE FOR THE BLUE in 富山(富山テレビ様)のご協力が得られたこと、NPO法人浦島太郎俱楽部の方には備品の手配や会議室を空けて頂いたりと地元の方々に感謝しております。

開催経緯

富山市と富山ドローンスクールがドローン活用提携を結んでいることから、富山市様のご協力の下、富山市管理の水橋フィシャリーナで開催する運びとなりました。その他の管理施設が、港則法の的要港であることも選ばれた理由です。また、近くに川が流れていたり、防波堤の外洋後すぐに水深が深くなる事から、水中ドローンを潜らせ富山湾の海の深さを実感してもらいたかったことも今回の理由の一つになりました。水橋フィシャリーナは釣りのポイントであることから、水中ドローンで魚を観察したり、河口付近ということも含めごみの状況を観察できる事が可能です。また、漁港内フィシャリーナには桟橋や船が係留されているため小魚の観察が望める事など、様々に優れた点があります。NPO法人浦島太郎俱楽部が管理し、ベテランのスタッフ(60歳以上の優しいおじいちゃんおばあちゃん)にもサポートしていただけます。(元滑川高校海洋科の先生も勤務)

SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」

水中ドローンを使用することで、危険性も少なく、安全に環境問題について訴求することができました。操縦体験後、環境保全についてパネルディスカッションを実施。また、アジを漁港内で発見し、富山湾には魚がたくさんいることを子どもたちの目で確認することが出来ました。その一方で、様々なごみの浮遊も多く発見し「魚がかわいそうだ」という意見があり、次世代の子どもたちや親御さま方に、問題と目標を考えるきっかけを提供することが出来たと思います。綺麗な海を守るために定期的にごみ拾いなどを実施していきたいと、意識付けの良い機会となりました。

体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる?

・魚が見れてよかった 
・魚の為に海をごみから守りたいと思った 
・ドローンが操縦出来て楽しかった
・ごみがたくさんあって綺麗にしたいと思った
・ドローンで色々な魚を見てみたい
・新種を発見したいと思った
・お宝探検をしてみたい

当日のダイジェストムービー

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

活動実績