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【海プロ2023】北海道開催レポート!

開催報告

一般社団法人日本水中ドローン協会と水中ドローンスクール北海道北見校(運営 : 桑原電装株式会社)は、2023年7月30日(日)に海の豊かさを知っていただく事を目的として、北海道北見市近郊の小学生を対象に水中ドローンを使用して海を知っていただくイベント、水中ドローンで知る「私たちの海 in 北海道」を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催日時 2023年7月30日(日)
開催場所 北海道北見市常呂漁港
参加者 16人
共催 水中ドローンスクール北海道北見校(桑原電装株式会社)
協力団体 常呂漁業協同組合

主催者レポート

北海道北見市常呂町にある常呂漁港にて水中ドローン操縦体験会を小中学生向けに開催致しました。
連日酷暑が続いており暑さが懸念点ではございましたが、当日はそれほど気温も上がらず、体調が悪くなる方も出ずに終えられたことにまずは安堵しております。
オリエンテーションやパネルディスカッションでは「水中ドローンを使って出来ることは何か?」
またSDGs14「海の豊かさを守ろう」について真剣に考えている姿が非常に印象的で今回のイベントの成果を感じました。
操縦体験では魚やクラゲ、カニなど見ることができ、画面に生き物が映る度に「魚だ!」「すごいきれい!」といった声が元気よく聞こえてきておりました。
アンケートを確認すると、子どもによって「海が思ったより綺麗だった。」「濁っていてあまり生き物が見れなかった」と意見が分かれたのも印象的でした。
今回ご協力いただきました関係機関の皆様、本当にありがとうございました。
今後も、水中ドローンを通じて海を身近に知ってもらい、この大事な海を守るためにできること
考える活動を続けていきたいと思います。

開催経緯

常呂漁組様全面支援の上で開催いたしました。
常呂漁組様では、定置網の点検にて空撮用ドローンの導入もして頂いており、また、水中ドローンスクール北海道北見校の母体会社の本業である電装修理業 としては、漁船の整備等のお取引もあり、今回の開催も快くご協力を頂くことができました。
また、漁港をこういったイベントで使用する為にオホーツク総合振興局へも打診しておりましたが、「こういったイベ ントでの使用は初めて」との事で道庁にも掛け合って頂いたりと、多少紆余曲折があったのはご参加いただいた皆様の知らない裏話ではあります。
今回は「北海道北見校開催」との事で、広いオホーツクエリアの中でも北見市にある海は常呂しかありませんので、開催に関してはほぼ一択の状況でした。
今回漁港にて開催させて頂きましたが、ロケハンを行った際、前日が雨だった事もあり、お世辞にも濁度は低くなく、「何も映らない」可能性も危惧致しました。
しかし常呂は「ホタテ」の漁獲が多く、海底をなめるように潜水すれば、何枚もの生きているホタテも見ることが出来ましたので、「これなら大丈夫」と安堵したのを思い返します。
北海道の海で水質が良く透明度の高い場所を探すことの方が困難のように思います。
また、海底にはゴミも所々滞積しており、SDGsの観点からもよりリアルな現状を子供達に伝える事ができたとおもいます。
今の自分達にできる事は何なのかをしっかりと理解してもらえる場として最適な環境と判断して常呂漁港での開催を決めさせて頂きました。 子供もそうですが、映し出される映像を親御さん達も見ながら喜びながらも、ゴミがある現実を子供と一緒に考える機会も中々ありません。
自分達が住むエリアの「海」の現状を考える良いきっかけとなれば幸いです。

 

体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる?

  • クラゲが見られて楽しかったです
  • もっと深いところを見たかった
  • いろいろな生き物がいてすごかった
  • 思ったよりごみが少なかった
  • 海の中はとてもキレイだった
  • 水中ドローンを使って、魚を釣るときにどこに魚がいるかを探すことで漁師さんが助かる

当日のダイジェストムービー


このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

活動実績