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【第11回水中会議(ミズナカカイギ)】オンラインセミナーを開催しました

8月29日(木)、日本水中ドローン協会主催のウェビナー『第11回水中会議(ミズナカカイギ)』を開催いたしました。
今回のテーマは『海外活用事例から見える日本の未来』であり、100名を超える申込者を頂きました。

第1部では、アジア海洋株式会社の清水啓輔様と飯田琢磨様が、
「OWAグループの海外における水中ドローンとワーククラスROVの活用事例」と題して講演を行い、
飯田様からは主に国内の水中ドローンとダイバーの連携事例、そして海外でのダイバー連携の事例のご紹介を
シンガポールよりご登壇いただいた清水様からはベトナムなどでのワーキングクラスROVの事例のご紹介いただきました。

講演の中では、アジア海洋が保有・開発し運用する水中ドローン、ROVの紹介から始まり
各機体の活用シーンと事例をご紹介いただきました。

講演の中では惜しみなく、ROVの活用動画を公開。
なんとダイバーによる飽和潜水作業とROVの協力事例も紹介。

参加者からの質問の中で「水中ドローンやROVのニーズや需要は上がってきているか?」の問いに対し
「国内外において需要は上がってきており、特に事例の多い海外のノウハウなどを国内に戻して盛り上げていきたい」と意欲も語っていただけました!

アジア海洋株式会社HP:https://www.owa.co.jp/

第2部は、ホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社の高木伸幸様より、
「洋上風力プロジェクト 水中部点検の最先端から学ぶ」と題した講演を行っていただきました。
高木様は、スコットランドで対応した洋上風力事業での経験を基にした気づきと展開に触れO&Mの要素と解説
洋上風力発電の水中部における点検の領域やコスト要素、運用保守にいたるまでの施工の課題もご紹介。
加えて日本国内の洋上風力発電の水中部点検で欧州で活用されている測定機器の事例や、効果的なSLAM技術・製品まで講話いただけました。

ホライズン・オーシャン・マネジメント社の高木様が海外で培った知識と経験から、洋上風力発電の水中部を含む総合点検保守を国内において
サービス支援が可能という国内でも希少な講演をいただく事ができました。

ホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社HP:https://www.horizon-om.com/

今回の水中会議では水中ドローン・ROVの実例紹介
そして応用活用先として洋上風力発電の水中部点検について触れ、点と点が線になりやすいイメージを持てたウェビナーとなりました。

御登壇いただいた皆様、ありがとうございました!最後はみんなで笑顔で!

日本水中ドローン協会は、引き続きこうした機会を含めてアウトプットし、会員の皆様・水中ドローンユーザー・関係事業者の皆様が最新の情報を得られるよう努めてまいります。
次回の水中会議もどうぞお楽しみに!

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