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【海プロ2023】静岡開催レポート!

開催報告

一般社団法人日本水中ドローン協会と水中ドローンスクール静岡柿田川湧水校(運営:株式会社万福)は、2023年10月7日(土)に海の豊かさを知っていただく事を目的として、静岡県沼津市の平沢マリンセンターで小学生を対象に水中ドローンを使用して海を知っていただくイベント、水中ドローンで知る「私たちの海」 in 静岡を開催いたしました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催日時 2023年10月7日(土)
開催場所 平沢マリンセンター
参加者 20人
共催 水中ドローンスクール静岡柿田川湧水校(株式会社万福)
協力 有限会社ブルーコーナー、平沢マリンセンター

主催者レポート

開催経緯

今回の海と日本プロジェクト「水中ドローンで知る私たちの海」in静岡の開催に向けて、沼津市西浦平沢にある、平沢マリンセンターを選んだ理由は、先ず地元の海ということが1番の理由です。他の場所も候補にあがりましたが県や市の許可がおりませんでした。子供たちが安全に開催できることを前提に考えた時、平沢マリンセンターは屋内施設が充実していてモニター、机や椅子、トイレ等もお借りできること、そして水中ドローンの操作体験会の場所も海と操作場所の間に柵があり参加者が海への落水の心配がないこと、屋内との移動距離がないこと、駐車場も近いこと等が挙げられます。また沼津の海は温暖化の影響からかサンゴ礁、熱帯魚が生息しているため子供たちが喜ぶという事もあります。また今回お越しいただく有識者の石垣幸二様は「海の手配師」として各メディアを通し世界でご活躍されており、石垣様の地元の海であれば参加者からの様々な質問等にも適切な回答をしていただけるからであります。

 

有識者コメント

 

 

 

 

 

 

 

 

“次世代へ美しく豊かな海を引き継ぐため”のイベントとして、今回のイベントが意義深い ものであったか?イベントに参加してみて、率直な感想を述べさせて頂きます。
今回のイベント対象となるのは小学5,6年生です。両親が海好きで、海に遊びに連れて行ってもらえる子はもちろんいます。
ところが、実際に海で遊んだ経験が乏しく、ネットやテレビ等で情報を得ている子どもたちが大半です。どうやって子供に海で楽しい体験をさせてやったらいいか分からない親が多いのも事実です。何のために海を守らなければいけないのか?どうやって守ったらいいのか?を考え出す物差しを子どもたちに持たせることはとても大切なことだと思います。
子どもたちは水中ドローン、環境、生物の専門家の講義を受けて、活発に意見交換しました。実際に水中ドローンを操作して目の前の海の中の様子を観察したわけですが、水中ドローンを操作しながら自分で魚を発見した時の驚きの顔、お目当ての生きものをロックオンして画面に映し出した時の達成感溢れる笑顔。子どもたちの表情は輝いていました。
自分が見た美しく豊かな海を将来も見続けていきたい…と心が動いた瞬間でした。教える側の専門家たちも親も一緒になって楽しんだことで “次世代へ美しく豊かな海を引き継ぐため”に海を介して人と人がつながるイベントになったのではないかと思います。
水中ドローン操縦体験後、子どもたちから「どうしたらきれいな海を見続けられるか?」についてごみの分別やごみのポイ捨てをやめようという現実的な意見が多く出されました。
水中ドローンで撮影した海にごみが映りこんでいるのを想像したくなかったのでしょう。 自分で見つけた魚たちの住む環境のことを自然に考えるようになったのだと思います。
“次世代へ美しく豊かな海を引き継ぐため”の意義深いイベントであったかどうか? 子どもが自ら体験し、親が同じ時間・場所で体感を共有する。美しく豊かな海を引き継ぎたいと願う専門家たちも一緒になって活動を共にする。子どもたちだけに考えさせるのではなく、大人も一緒になって考え、活動していく。しっかりと意義深いイベントであったと思います。
今回のイベントが全国に広がり、共感できる子ども、大人の輪が広がっていくことを期待しています。
(有限会社ブルーコーナー 石垣 幸二様)

体験会参加者の声・水中ドローンで何ができる?

・とても楽しかった
・もっと水中ドローンの操縦がしたかった
・海がとてもきれいだった
・思ったより魚がいた
・実際の海の中を観れたのでうれしかった
・思っていたよりゴミが少なくて自然が豊かだと思った
・海が濁っていた・思っていたより海がきれいだった
・見たことがない魚を知れた
・小さな生き物がたくさんいることに驚いた
・身近な魚たちを可愛くおもった

(運営者が気になった声)
・チョウチョウウオの群れが見れた
・思っていたより海がきれいだった
・魚がたくさんいた
・ウニを発見できた
・水中ドローンの操縦は難しくなかった
・アオリイカ、メジナ、ボラをみれた
・普段、海の中はテレビでしか見れないが水中ドローンをすかったらテレビで見るより魚が少なかった
・赤カマスがいた
・思っていたより海がきれいだったのでゴミを捨てずこのきれいな海を守っていきたいと思った

水中ドローン操縦体験会の時間配分や操縦の順番待ちの子供たちが楽しめる内容を次回は用意したいと思います。

 

当日のダイジェストムービー


このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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